ボポモフォで学ぶ中国語 台湾華語で広がる中国語の世界

「春秋戦国時代」の記事一覧

百越諸族の興亡

百越諸族の興亡 閩越 後述の越は中興の祖ともいえる勾践(?~紀元前464年?)が呉を滅ぼして一時期は華南に一大勢力を築いたが、勾践の七世孫の無彊(紀元前354年~紀元前306年?)の時代に楚により紀元前306年に滅ぼされ […]

南越について

南越 秦の百越征服事業 紀元前221年に春秋戦国時代の戦乱を収束させて中国統一を果たした秦の始皇帝は古来より中原を脅かしていた北方の匈奴の遠征を開始し、秦の将軍蒙恬(?~紀元前210年)により紀元前215年頃には陝西省・ […]

呉と越について

呉について 呉は現在の浙江省蘇州市に紀元前585年頃~紀元前473年に栄えた国であるが、どのような成立経緯があったのかは具体的には分かっていない。越とは言語系統や文化習俗に似ていることから同種の民族とされているものの、春 […]

楚について

楚について 楚の起源 楚は現在の湖北省・湖南省にあった王権で、周の建国からほどなくして周の史書に存在が確認できることから紀元前11世紀頃から紀元前223年に秦に滅ぼされるまでの約800年間存在したとされる。黄河流域の中原 […]

先秦の歴史

殷周の成立経緯 考古学的に中国最古の王朝とされている殷は紀元前1700年頃から10の氏族からなる部族連合の形で華北の黄河デルタ地帯を中心に統治していた。『史記』によれば殷の湯王により暴君として知られた夏の桀王は滅ぼされ、 […]

上古中国語の特徴

上古中国語のルーツ 中国語は現在ではシナ・チベット語族に分類されている。夏・周はチベット語系であり、対する殷はタイ語系の言語を話す東夷の一部族であったとも推定されているが詳しいことはまだ分かっていない。中国語とチベット語 […]

先秦における方言

周代の「采詩の官」 儒教の重要な経典である十三経のひとつである『周礼』は成立年代は戦国時代末期とされており、周代の官位制度を中心に文物・習俗・政治制度をまとめたものである。そこには周王朝の官職として誦訓・大師・象胥・小行 […]

古代中国の夷狄世界とその言語

華中・華南の異民族世界 『礼記』「王制」には以下のような一文がある。 「中国、夷、蛮、戎、狄、皆有安居、和味、宜服、利用、備器、五方之民、言語不通、嗜欲不同。達其志、通其欲、東方曰寄、南方曰象、西方曰狄鞮、北方曰譯。」 […]

秦漢の中国語

秦漢の歴史 秦の統一以前 東周末期すなわち戦国時代には周の権威と影響力が一気に低下していったことで、強大化した諸侯が覇権争いを繰り返していった結果、周本来の王制を無視して各自で王号を自称するまでになっていった。戦国時代の […]

先秦の中国語

共通語としての「雅言」 春秋戦国時代を生きた儒家の始祖である孔子(紀元前552年?~479年)の言行を記した『論語』「述而篇第七」には以下のような一文がある。 「子所雅言、詩書執禮、皆雅言也。」 (子の雅言するところは、 […]