ボポモフォで学ぶ中国語 台湾華語で広がる中国語の世界

「китайский」の記事一覧

台湾で中国語を学ぶメリットとデメリット

メリット 漢字をたくさん覚えられる 中国大陸でも同様のことが言えるが、漢字が中国語圏の唯一かつ基本的な文字なので否が応でもたくさんの漢字を覚えられるようになる。本ページ管理人も漢字検定2級レベルの漢字は分かるようになった […]

台湾的な中国語表現

未来形を表す 「會」 【中国大陸での表現】「要」など 動詞の前に置かれて、その動詞が表す動作行為がこれから起こることを表す。 「他會來這裡嗎?(彼はここに来ますか?)」 會冷 「寒い」 【中国大陸での表現】「好冷」「很冷 […]

台湾国語の文法的特徴

「有」の用法 特別な意味はなくとも、語調をそろえるために文中に挿入する。 台湾:博物館上午有開。 中国:博物馆上午开门。 経験を示す肯定文にも使用する。 台湾:我有去過美國。 中国:我去过美国。 過去のことについて、動詞 […]

台湾国語の発音

巻き舌音(捲舌音)の消失 台湾だけではなく中国大陸南方に見られる現象で、ㄓ(zhi) ㄔ(chi) ㄕ(shi) の巻き舌音が消失して、それぞれㄗ(zi)  ㄘ(ci)  ㄙ(si)となり、ㄖ(ri)はㄗ(zi)もしくは […]

台湾国語の文語の特徴

文語体がはっきりしている 中国大陸と比べて、台湾の中国語では文章のことばは比較的「いかにも文章語」らしいお堅い感じの印象がある。とはいえ、すべての文章が堅苦しいというわけではなく、特に契約文や公的文書などにはそのような傾 […]

先秦における方言

周代の「采詩の官」 儒教の重要な経典である十三経のひとつである『周礼』は成立年代は戦国時代末期とされており、周代の官位制度を中心に文物・習俗・政治制度をまとめたものである。そこには周王朝の官職として誦訓・大師・象胥・小行 […]

台湾の原住民について

台湾原住民のあらまし 台湾島は日本の九州とほぼ同じ大きさながらも(台湾=約36,200km²、九州=約36,780km²)、台湾には文化面・言語面ともに多種多様な原住民が16世紀の漢民族の移住よりも以前に住んでおり、彼ら […]

台湾語について

台湾語とは 台湾語とは閩南語から派生し、台湾で独自に発達した方言である。17世紀から19世紀にかけて福建南部からの台湾に入植した人々の言葉が基礎となって広まったため、閩南語との類似点が多く見られる。台湾では「台語」(「台 […]

閩南語について

台湾語のルーツである福建省の「閩語」 福建省を中心に話されている方言は「閩(びん)語=閩方言」であり、推定話者人口7,000万人とされている(漢民族総人口の4パーセント程度)。福建省のみならず、出自を福建省に持つ華人・華 […]